匙を投げる

(薬の調合のための匙を投げ出す意)医師が治療の方法がないと診断する。また、物事に救済や改善の見込みがないと断念する。「広辞苑第六版より」

移植希望女児の募金、目標達成=ネット上の中傷乗り越える−東京

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061023-00000145-jij-soci

原因不明の「特発性拘束型心筋症」と診断され、米国での心臓移植手術を希望している東京都三鷹市の上田さくらちゃん(4)について、支援団体は23日、手術に必要な募金目標額の1億3600万円を達成したと発表した。募金活動は終了し、さくらちゃんは年内に渡米する。
募金をめぐってはさくらちゃんの両親がNHK職員だったこともあり、インターネット上で「身銭を切っていない」などとする中傷が相次ぎ、ネット社会の問題点が浮き彫りとなっていた。支援団体は目標額のうち、3000万円は両親の自己負担であることを公表している。

はてブで済まそうと思ったら文字数が足りなかったよ。それにしても今回の死ぬ死ぬ詐欺*1に対する問題について中傷って表現を使うのはどうなの?
そもそも3000万の自己負担がある話は、身銭を切ってないって指摘があったから、それに対応して発表されたわけで、それを中傷と言うのはお門違いってもんだ。それに、3000万という金額が妥当かどうかは置いておくとしても、普通、目標金額に自己負担額を含めるか?なんだかもやもやすんだよなぁ。
で、いままで救う会でやってきた募金活動で、最終的にいくらお金使って余った分はどうしましたって話題を見たことないんだけど、どっかで公表してんのかね。
つーか事務局の焼肉パーティくらい自腹でやれよ。あれ?これって別の話だっけか。まぁいい。

追記

「藤田誠一君を救う会」より地元の皆様へ
救う会としてはきちんと報告してる形なんだな。そのあとのトリオ・ジャパンはきな臭い匂いが充満してるけど。
あと、公表する支出内訳が、治療費、渡航費、滞在費、事務所経費って大雑把な項目だけでいいのかどうか。

*1:この表現について異論がある人もいると思うが、今までの救う会の行動から生まれた言葉なので関係者は諦めれ