匙を投げる

(薬の調合のための匙を投げ出す意)医師が治療の方法がないと診断する。また、物事に救済や改善の見込みがないと断念する。「広辞苑第六版より」

PS2「魔法先生ネギま!」が愛知県で買えなくなる?

まこなこ
ネギま!は読んでないし、愛知県に住んでるわけでもないので、ボクには全くもってどうでもいい話ではあるのだけども、今後この流れが広まっていく可能性もないわけではないので、一応覚書程度に書いておく。

ソースはたぶんこれだろうなぁ。
http://www.chunichi.co.jp/00/sya/20050113/mng_____sya_____009.shtml

計画によると、指定対象として想定しているのは残虐性などが問題視されるゲームソフト。しかし、個々のタイトルを指定する従来の方法では膨大なソフトの流通量に追いつかないため、特定の指定団体と連携し、その審査結果を採用する。

まこなこでは、指定団体はCEROじゃないかと書いてたので、以下の内容は、それを鵜呑みにしています。


コンピュータエンターテインメントレーティング機構//年齢別レーティング制度とは?では、

表示する「年齢区分マーク」は、CERO倫理規定に基づいて審査され、それぞれの表示年齢以上対象の内容が含まれていることを示しています。ただし、表示された年齢により購入を規制するものではありません。購入の際、情報としてご活用頂くものです。

と書いてある。
f:id:sajiwo:20050119100124:image
今回の件を乱暴に要約すると、「18歳以上推奨のマークは、すべて18歳未満禁止と読み替える」ということなのだろうか。

おなじく、コンピュータエンターテインメントレーティング機構//年齢別レーティング制度とは?に、

ユーザーメリットとしては、購入以前に商品の情報を知ることが出来ること、選択する際、自己判断で購入出来ること、また規制ではないので、購入は自由であること等があげられます。

とあるのだけど、「規制ではないので、購入は自由」というユーザーメリットが無くなる、今回の愛知県の条例改正は、CEROではどのように捉えるのだろうか。


まぁ、他県に買いに行くとか、ネットとかでいくらでも購入手段はあるので、やっぱり行政の考える条例は穴だらけだなぁと思った。*1

*1:本気でやるなら所持禁止(もちろん罰則規定付き)とかにしないと意味は無いと思うけど、それも無理があるから、行政としても仕方ないとは思う。