匙を投げる

(薬の調合のための匙を投げ出す意)医師が治療の方法がないと診断する。また、物事に救済や改善の見込みがないと断念する。「広辞苑第六版より」

日本の割り箸がピンチ、中国側が大幅値上げを要求

http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2006&d=0113&f=column_0113_002.shtml

割り箸業界もご多聞にもれず、国内製造のコスト高からコスト安の中国へ進出。現在は99%が中国からの輸入で賄っている。原材料は中国東北部のシラカバ、同南部のタケだが、近年、中国の森林伐採の行き過ぎで反省の機運が高まり、やたらに伐採できなくなった。このため、中国でも原材料の3割ほどはロシアなどからの「輸入材」が占め、中国でそれを加工、輸出しているのだ。

割り箸は間伐材や木製品の余った部分で作っているので、むしろ環境にやさしいという認識があったのだが、それはずいぶん昔の話になってしまっていたのだろうか。

現代日本は、世界でもずば抜けた「衛生国」になっている。割り箸も白いのが主流で、色の黒いのや原木のコブが見えているようなのは受け付けられないという。本来、割り箸という道具は、家や家具を作る際に余った木を使っていたはずだが、いつの間にか「高級材」の世界になっていた。どんな箸で食事をしても味は変わらない、にもかかわらず。

コンビニのはそうでもないけど、100膳100円とかの安いやつは、上手く折れなかったり、ささくれがひどかったりとかして、色がどうってよりその方がよっぽど気になります。
曲がってたりで使いにくくなければ別にかまわないと思うけどな。どうせ1回使ったら捨てるんだし。


ポリ袋が有料になるということで買い物袋持参の割合は高くなっていくのかもしれないけど、箸を持ち歩くのはなかなか難しいよなぁ。
箸は「使うと汚れる」から、そのたびに洗うという手間がかかるし、かといってティッシュなんかで拭うだけだと落ち着かないしなぁ。そこらへんを解決できればマイ箸ブームが起こりそうな気も・・・しないな。