自動販売機と消費税
1989年に、3%の税率で消費税が導入された。
このとき、自動販売機の構造上、1本103円とするのは難しいと、100円から110円に値上げされた。
1997年に、消費税が5%に引き上げられた。
当初は、2%分はメーカーが負担するとして、110円に据え置いた。メーカーが負担するもなにも、消費税導入当初で、本来は3%のところ、残りの7%は上納金*1とは言うものの、10%の消費税と等しい。そうであれば消費税が5%だろうが10%だろうが問題ないはずだ。
だが、それはどうでもいい。なぜか翌1998年には120円に値上げしている。20%だ。消費税が2%上がったのに、清涼飲料水は10%の値上げをしている。理由は何だ。
小泉首相は、自分の任期中は消費税の引き上げをしないと言っているが、今後消費税が上がるのは目に見えている。
一度に大幅な引き上げは無いだろう。徐々に引き上げていく。次は7%か。あわせて缶ジュースが130円になったらもう笑うしかない。
*1:上納金はどこに行ってるのかという疑問もある。